正直な話、エマルジョンマニアの方からすると前の方が良かったという人もいるのではないでしょうか?
そう、現リケラエマルジョンの前身となる少し前のお話です。
ケアリストが多く在籍するKOCHABでは当時トリートメントコンテストなるものが定期開催されておりその重要な勝敗の線引きを担う
最重要アイテム、それがベータレイヤーエマルジョンでした。当時はたしかカシスの香り。
圧倒的な仕上がりと、柔らかさ。
この時の私たちはこれ以上のものはない、そう思っていました。
では、なぜ変わったか? 皆さんはご存知でしょうか?
実は、今まで最強だったベータレイヤーエマルジョンでも足りないものがあったのです。
髪の8割以上を占め、年齢とともに減少してしまうもの。
そう、「タンパク質」です。いつまでも同じ髪の状態ではいられないということですね。
それを今大流行の渦中にいるリケラエマルジョンには
髪の土台となるケラチン(タンパク質)をつくってから補修しましょうとなったのです。
アミノエチルジスルフィドケラチンという特許をとった技術がそれを可能にしました。
ダメージ補修を越えた最先端の技術だそうです。
「髪をつくってからヘアケアをする」
次世代へのバトンを受け継いだ、リトルだけの素晴らしい技術です。
KOCHABのトリートメントの原点。
土台づくり、路作り。
爽やかな新緑の季節ではありますが熱い技術の集積はまだまだ続きます。